- 北欧のテーブルウェアで楽しむクリスマスの食卓
- “くらしの提案”では、MOOMIN SHOP ONLINEのスタッフがおすすめの「ムーミン」アイテムを取り入れたくらしをご提案します。
- だんだんと冬の空気が漂う季節になってきましたね。街を歩いているだけで、クリスマスの雰囲気を楽しめるようになってきました。この季節は外でイルミネーションを見たり食事をする機会が増えるのですが、たまにはおうちでクリスマスパーティーをするのにも憧れます。家族や気の合う友人と、時間を忘れて過ごせる特別なクリスマスは、考えるだけでわくわくしてきます。
- ムーミンたちは冬の間に冬眠してしまうのでクリスマスのお祝いはしませんが、大切なお客様を招くなら、小説「ムーミン谷の仲間たち」でフィリフヨンカが、こだわりのお茶セットでガフサ夫人を自宅に迎えたように、自慢の愛用品でお招きしたくなります。
私はMOOMIN ARABIAの食器が好きで少しずつ集めているのですが、クリスマスパーティーなら、このお気に入りの食器が大活躍しそうです。相性の良い北欧ブランドのテーブルウェアと合わせて、私のおすすめアイテムをご紹介したいと思います。 - お客様をおもてなしする、あたたかい場所といえば「ムーミンやしき」を思い出すのではないでしょうか。歓迎の気持ちを込めて、ドリンクはこのムーミンやしきの形をしたピッチャーで注ぎたくなります。磁器なので、熱いもの、冷たいものも温度を気にせず、どんな飲み物でも入れておけるので気に入っています。なにより蓋になっている赤い屋根や、窓から顔を出すムーミンたちなど、ムーミンやしきを忠実に再現したデザインがかわいいので、来客時はつい自慢したくなってしまいます。
- 食べたり飲んだりするのが大好きな、私のおすすめのマグカップは「アルファベット コレクション」のマグ。言わずと知れたフィンランドの有名デザイナー、カイ・フランクのティーマシリーズと同じ形なので、シンプルで使いやすさ抜群です。容量は400mlと通常より大きくたっぷりと入るので、おかわりを気にせずお喋りに夢中になることができます。アルファベットがデザインされたマグは、誰がどのマグを使っているか分かりやすいので、人数が多いパーティーで目印にもなりますよ。
- 私はムーミンママのように料理上手ではないのですが、華やかな食器ならどんな料理を盛り付けても、テーブルを彩ってくれるので安心して使っています。
こちらのサービングボウルは、サラダやパスタなどの大皿料理に適しているので、パーティーにぴったり。絵本「さびしがりやのクニット」のイラストをお皿の内側いっぱいに使用した、色鮮やかで存在感のあるデザインは、料理をいっそう美味しそうに見せてくれます。
- こちらのプレートも使い勝手の良いティーマシリーズです。絶妙な深さと大きさで、普通のプレートでは乗せられないような、汁気のあるものでもOKなのが嬉しいポイント。料理の取り分けや、デザート用などパーティーシーンでも非常に重宝します。
MOOMIN ARABIAのプレートは、基本的に定番品も季節限定もどれも同じ19cmなので、違う絵柄でもコーディネートしやすく、重ねて置けるのも便利で気に入っています。
- せっかくのクリスマスパーティー、取り分け用アイテムも良いものがありますよ。
こちらのトングとケーキサーバーは、スウェーデンの「Pluto produkter」のもの。キラリと光るゴールドカラーは、華やかで上品な雰囲気にしてくれます。楽しそうなムーミンの表情は、こちらも思わずほっこりとした気分になります。
ステンレス製で錆にくく、耐久性に優れているのもお手入れが楽で嬉しい限りです。 - おしゃれなペーパーナプキン、かわいいデザインに惹かれてついついたくさん買ってしまうのですが、私はカトラリーの下に敷いたり、広げてランチョンマットにしたり、ご褒美のおやつを食べる時など、手軽でありながらちょっと特別な気分になれるのでよく使っています。まとめてグラスに入れてテーブルの上に置けば、簡単にレストランのような雰囲気にもなりますよ。
フィンランドのメーカー「Havi」、スウェーデンの「Opto Design」のペーパーナプキンはデザインが豊富で、選ぶ楽しさもあります。 - クリスマスの食卓にムードをプラスするなら、キャンドルがとても合います。
こちらはフィンランドのメーカー「Muurla」のアイテム。このLEDキャンドルの灯りは、炎のような揺らぎや温かみのある色合いが再現され、まるで本物のキャンドルのような雰囲気が出ます。火を使わなくて良いのが嬉しく、友人が子供と遊びに来る時も安心して使っています。動物を飼っているご家庭でも気軽に使っていただけますね。 - お気に入りの食器に合わせて、北欧ブランドのアイテムで食卓を彩ってみましたが、いかがだったでしょうか。
長く厳しい冬の間、おうちで過ごすことの多い北欧ならではの、シンプルで使いやすくあたたかなデザインのテーブルウェアは、大切な方と過ごすクリスマスに寄り添い、きっと心地よい時間を与えてくれますよ。
ムーミンとクリスマスといえば、小説「ムーミン谷の仲間たち」で、ムーミン一家が初めてのクリスマスに出会うお話も思い出します。
あのお話では、ムーミン谷の住人たちがクリスマスの準備に追われる姿を見て、ムーミン一家はなんとクリスマスを恐ろしいものと勘違いしてしまいます。ムーミン一家は脅威に備えてクリスマスの準備をすることとなるのですが、お話の最後にはクリスマスに憧れる小さなクニットたちを思いやり、ムーミン一家は用意したツリーやプレゼント、ご馳走を分け与え、クニットたちは初めてのクリスマスを祝うことができるという、心あたたまるお話です。
私は最後にクニットが言う「考え方さえあってれば、それがあってもなくてもたいしたちがいはないんじゃないですか」という言葉が好きなのですが、完璧でなくても素敵なものは変わらないということを、教えてくれる気がします。
みなさんも今年のクリスマスには、心を込めて誰かに優しさを分け与えるムーミン一家のような、あたたかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。完璧に準備せずとも、素敵な時間になることでしょう。